6月はプライド月間の為、バンコクのショッピングモールや至る所でレインボーの装飾を見ることができます。

2025年6月1日に開催されたタイの「Bangkok Pride Festival 2025」の一環としてのプライドパレードが開催されました。

このプライドパレードは、タイにおける同性婚の合法化を祝うとともに、ジェンダー平等の理念を確立し、2030年の「バンコクワールドプライド」の開催に向けた機運を高めることを目的として、盛大に行われました。
テーマ: “Born This Way : First of June” (Bangkok Pride Festival 2025 全体では”Born This Way”)
ナショナルスタジアムからセントラル・ワールド前のラチャプラソン交差点までパレードには多くの参加者が集まり、華やかな衣装を身につけた人々や、多様性を象徴するフロートなどが通りを彩り、熱気にあふれた一日となりました。一般参加も可能であったため、多くの市民や観光客がパレードに参加したり、沿道から声援を送ったりして、多様性を祝福するムードがバンコク市街に広がりました。タイで人気のBL俳優さんでLGBTQ+を公言されている方、すでに同性婚された方もファンも訪れて街中が盛り上がりました。渋滞の注意喚起も事前に出ましたのでツアー中は注意が必要です。
パレード以外にも、プライドフォーラムやプライドアワード、ドラァグクイーンショーなど、様々な関連イベントが開催され、参加者はLGBTQ+コミュニティの文化や活動に触れる機会となりました。
今年1月に同性婚制度がスタートしたタイで、5月末までに婚姻届を提出した同性カップルは1万7032組に上ったことが、タイ政府のまとめで明らかになりました。5月までの婚姻数全体のうち11・8％を占めており、同性婚の割合は最も高いスペインでも3・4％（2021年）で台湾では3％弱でしたので同性婚の社会的需要が高かったことが示されたようです。

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