
日程:2025年8月30日~9月10日
訪問都市:ジャカルタ、バリ島、ジョグジャカルタ
インドネシア担当・木戸によるインドネシア視察ツアーレポートです。
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2025年の現地視察では、ジョグジャカルタからジャカルタまでを鉄道で移動しました。
「Argo Wilis(特急列車)」・「KA Feeder(連絡列車)」・「Whoosh(高速鉄道)」の3本を乗り継ぎ、約7時間半で到着。本記事では、各区間の乗車レポートに加え、乗り換え動線や所要時間、団体利用時のポイントを詳しくまとめています。視察・出張・業務手配の参考にぜひご覧ください。
目次
移動ルート概要(全体像)
行程スケジュール:
12:13 ジョグジャカルタ発 → 18:17 バンドン着 / Argo Wilis(Executive Seat)
18:40 バンドン発 → 19:00 パダララン着 / KA Feeder
19:23 パダララン発 → 19:52 ハリム着 / Whoosh 高速鉄道
総所要時間:約7時間40分

各区間の詳細と視察ポイント
ジョグジャカルタ → バンドン(Argo Wilis・Executive クラス)
インドネシア国鉄が運行する特急列車。車内はエアコン完備で、全席リクライニングシートを備えた快適な環境。沿線には山岳地帯や田園風景が広がり、移動とともに美しい車窓を楽しめるため、視察・観光ツアーいずれにも適した移動手段として人気があります。
・Argo Wilisの乗り方詳細は下記にてご案内しております。
特急列車 Argo Wilis 乗車ガイド
・出発:12:13(ジョグジャカルタ駅/Tugu駅)*他のスケジュールもあります。
・到着:18:17(バンドン駅)
・座席クラス:Executive クラス/Panoramic クラス
・座席配置:2列 × 2列
・設備:エアコン、電源、モニター、食堂車、軽食販売あり
・景色:プランバナン周辺の田園風景〜西ジャワの山間部を通過
🧳 荷物スペースについて
・各車両の車端部(デッキ付近)に小さな荷物棚があり、ここに中~大型のスーツケースを置くことができます。
・座席上部にも棚がありますが、機内持込サイズ(約55×40×25cm)程度までが安全に収まる大きさです。
・団体・ツアー利用の場合は、スーツケースは各自座席近くに保管するのが一般的です。
・スーツケースが多いグループの場合は、別途バンなどで荷物を先送りする手配を併用するとスムーズです。
【ジョグジャカルタ駅の様子】


【Argo Wilisの車内の様子】


【バンドン駅の様子/Argo Wilis】

バンドン → パダララン(KA Feeder)
KA Feederは、バンドゥン駅と高速鉄道「Whoosh(ウーシュ)」の発着駅であるパダララン駅を結ぶ連絡列車です。所要時間は約20分で、Whooshの運行スケジュールに合わせて設定されており、同一チケット内でスムーズに乗り継ぎが可能です。車内は冷房完備。
・出発:18:40(バンドン駅) *スケジュールはWhooshの運行と連動しています。
・到着:19:00(パダララン駅)
・「Whoosh」接続専用の短距離列車。
・車両は清潔で短距離ながら快適。
🧳 荷物スペースについて
・座席上部の棚は設置されていますが、収納できるのは機内持込サイズ程度(約55×40×25cm)まで。
・列車の乗車時間が約20分と短いため、大型スーツケースは座席近くや足元に置く乗客が多いです。


パダララン → ハリム(Whoosh 高速鉄道・プレミアムエコノミークラス)
インドネシアで初めて商業運行を開始した高速鉄道で、 ジャカルタ(ハリム駅)– バンドゥン(パダララン/テガルルア駅)間の約 142 km を結んでいます。運営会社は PT Kereta Cepat Indonesia China (KCIC)(インドネシア・中国の合弁)です。従来の鉄道や車で3時間以上かかっていたジャカルタ~バンドゥン間が、Whooshでは約40~45分で結ばれます。
・Whooshの乗り方詳細は下記にてご案内しております。
【インドネシア】首都ジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道「Whoosh(ウーシュ)」の乗り方をご紹介!
・出発:19:23(パダララン駅)*30分に1本の運行
・到着:19:52(ハリム駅)
・座席クラス:ファーストクラス/ビジネスクラス/プレミアムエコノミークラス
・座席配置:2列 × 1列(ファースト)/2列 × 2列(ビジネス)/3列 × 2列(プレミアムエコノミー)
・設備:エアコン、電源、モニター、カフェ車両あり
・インドネシア初の高速鉄道。最高時速350km。
・駅構内は新しく、空港のようなセキュリティ体制。
🧳 荷物スペースについて
・各車両の出入口付近(車端部)に大型荷物置き場が設けられています。
・座席上部の棚もあり、機内持込サイズ(20~24インチ程度)までは問題なく収納できます。
【パダララン駅の様子】


【Whoosh車内の様子】


【ハリム駅の様子】

現地視察としての評価ポイント
・時間通りの運行で信頼性が高い
・駅・列車ともに清潔で安心感あり
・乗り継ぎ案内が整備されており、外国人でも分かりやすい
・バンドン経由の新ルートとして、企業視察・教育旅行・VIP出張に活用可能
・バスよりも疲労が少なく、スケジュール管理が容易
まとめ
ジョグジャカルタ〜ジャカルタ間の鉄道移動は、Argo Wilis・KA Feeder・Whooshを連携させることで、これまでより効率的かつ快適にアクセス可能になりました。
時間はかかるものの、遅延リスクが少なく、視察団体や法人出張に適した移動手段です。
今後のツアー造成や現地視察プラン検討時の新たなルート候補として有用です。
※上記は全て2025年9月現在の情報となります。
| インドネシア担当:木戸
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